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ハプログループD (Y染色体) : ウィキペディア日本語版
ハプログループD (Y染色体)[はぷろぐるーぷ]
ハプログループD (Y染色体)(ハプログループD (Yせんしょくたい)、)とは、分子人類学で用いられる、人類Y染色体ハプログループ(型集団)の分類で、YAPと呼ばれる珍しい変異の型を持つもののうちの「M174」に定義されるもの。
== 概要 ==
ハプログループDは、東アジアに住むためにアラビアから南アジアの沿海岸を通って東南アジアから北方への経路を進んだ南ルート、イラン付近からアルタイ山脈付近を経由して東アジアに拡散した北ルート〔崎谷満『DNA・考古・言語の学際研究が示す新・日本列島史』(勉誠出版 2009年)〕の双方が考えられるが、地球上でハプログループDが人口比に対して高頻度で見つかるのは日本チベットヤオ族アンダマン諸島フィリピングアム島などである。日本ではD1b、チベットではD1a、アンダマン諸島ではD
*が高頻度である。これらのハプログループは、同じハプログループDに属していても、サブグループが異なるため、分岐してから3.5~4万年の年月が経ていることを示している〔 〕 。
*は同じ変異を持つ人が見つかっていないという意味であり、まとまりを意味するものではない。またハプログループDは、中国朝鮮東南アジアにおいて一般的なハプログループOに至る系統とは、分岐から5万年以上の隔たりがある。D系統は東アジアにおける最古層のタイプと想定できるが、一つの説として東アジア及び東南アジアにO系統が広く流入した為、島国日本や山岳チベットにのみD系統が残ったと考えられている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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